井戸尻遺跡はJR信濃境駅から約1.2qほど南に下ったところに位置する 「縄文中期の遺跡」
であり、付近一帯が公園となっている。 しかしながら、周囲に点在する集落と一体化していて、どこからどこまでが公園なのか定かではない。
再現された竪穴式住居さえ違和感なく景観になじんでいる。 遺跡の東側にある古代からの湧水では、古代蓮など湿性、水生植物が栽培されているのだが、その横にたたずむ水車小屋も、その頃の
「しろもの」 に思えたりする。 そしてさらには、のどかな 「水車音」 さえ、時空を渡って聞こえてくるようである。
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