未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
信州つれづれ紀行 / 時空の旅
諏訪大社上社本宮 / 長野県諏訪市中洲
遥かなる時空の旅
前回、諏訪大社上社本宮を訪れたのは2009年1月のことである。 訪れた日は定かではないが同じ新年を迎えた初詣のことであった。 その折の所感を 「封印された真実」 と題して以下のように書いた。
諏訪大社上社本宮は大国主命の御子である 建御名方命 を祀った神社である。 かって私は 「
安曇古代史仮説〜安曇野の点と線
」 でこの神社に封印されている歴史的時空について思索をめぐらしたことがある。 本殿の境内にはそれを感じさせる 「重さ」 と 「情感」 と 「霊気」 が漂っている。
その後、2017年7月には諏訪大社の祭神である 建御名方命 の母である 奴奈川姫 を祀った新潟県糸魚川市に建つ 奴奈川神社 を訪れている。 この間の経緯はベストエッセイセレクション 「
奴奈川姫伝説〜隠された古代王国の謎
」 に詳しい。 「封印された真実」 の物語は 安曇野〜諏訪大社〜奴奈川神社 を巡って再び諏訪大社上社本宮に回帰したことになる。 かえりみれば 歳月10年余 を費やした 遥かなる時空の旅 であった。
2019.01
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