| 人間にとっての最大の資産は 「考える頭脳と思う心である」
とは私の座右の銘である。 だがその意味するところは概観するだけで、深くは考えてこなかった。 ここでその意味するところを考えてみる。
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| 「考える頭脳」 とは、世の軋轢や評価で揺らぐことのない科学的真理、言うなれば絶対的真理を基とした
「論理的思考」 であろう。 「思う心」 とは、第1901回
「この世は考え方しだいで千変万化する」 で論考した 「考え方の方向性」 であろう。 論理的思考であっても、考え方しだいで現実はいかようにも変化する。
考え方しだいとは、「思い方しだい」 ということであって、「この世は考え方しだい」 は 「この世は思い方しだい」 と等価変換される。
「考える頭脳」 もまた 「思う心」 しだいで、良くも悪くも 「千変万化」 するのである。 思う心の真意とはそのことである。 座右の銘の核心は微塵も揺らぐことはない。
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