※)「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
フランスの画家ポール・ゴーギャンが1897年から1898年にかけて絶海の孤島タヒチで描いた絵画作品。 ゴーギャンが描いた作品の中で最も有名なもののひとつで、現在はボストン美術館に所蔵されている。
この大作の発するメッセージは何なのか? ゴーギャン自身はそれについて明確な説明を残していない。 だがこの作品は見る人それぞれのうちに様々な物語を誘発して私たちの内面の深い部分に常に何かを問いかけてくる。
この作品の強い喚起力は美術という枠組みを超え混迷を深める現代の社会にあってますますその存在感を高めている。
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