生命保険に何故に加入するかというと、万が一自分が病気あるいは事故等で亡くなった場合に、残された家族が生活に困らないようにとの思いからである。その保険に加入するとなると、加入時の年齢、健康状態、保険金額等により、現在社会の平均寿命、疾病率等から統計学的に掛け金を算出決定し加入契約することになる。保険会社も営利企業であるから損をすることはできない。一般に、健康状態が悪ければ加入させてくれないし、加入時の年齢が高くなれば掛け金も高くなり、ある年齢以上になれば加入させてくれない。つまり、保険会社は加入者が死んでもらっては困るのである。しかし、加入者側からみれば満期までに何事もなければ、それはそれにこしたことはないのであるが、掛け金は戻ってこないので、損をした気分になる。
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