明神池を中心に広がる芸術むら公園から千曲川をはさんで眺める浅間山は雄大である。明神池の畔には夭折した天才画家青木繁の作品を筆頭に郷土画家や埋没画家の作品など多数収蔵する梅野記念絵画館がたたずんでいる。　撮影されたポイントは公園の西隣りに位置する広場である。眺める池は農業用の溜め池であろうか？　空には真夏の太陽が眩しいばかりに輝き強いコントラストで風景は動きを失ったかのようである。とある「夏の日」の思い出として記憶にのこるカットである。

文・撮影 / 柳沢　健