信州ベスト紀行セレクション
佐久市内を巡る(5)
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内山峠からの荒船山 / 長野県佐久市内山
テーブルマウンティン
国道 254号を内山峠に向かうにつれて勾配は増してくる。 峠の直前を北に分岐し、しばらく山岳道路を走ると異様な山容が顔をだす。 標高 1423m、荒船山である。 別名テーブル山とも言われ、南北約 2km、東西約 400mの安山岩で構成された台地で、北端は 「艫(とも)岩」 と呼ばれる200mの断崖が切れ落ちている。 太平洋と日本海の分水嶺でもあり、山頂台地には湧水があり、沢となって流れているという。 どこか南米のギアナ高地を彷彿とさせる原始性に満ちた自然である。
登山道の起点となる内山峠駐車場には20台ほどの車が駐められおり、案内板を見ると山頂までは1時間40分ほどで行けるようである。 熊出没注意の警告が目を引いた。 残暑厳しい日であったが風光にはそこはかとなく秋が漂い始めていた。
2011.09
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