信州ベスト紀行セレクション
夜明け前を巡る(2)
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奈良井宿 / 長野県塩尻市
渡世人「木枯らし紋次郎」
開田高原からの帰り道、旧中山道の奈良井宿跡によってみた。 難所の鳥居峠を控えた宿場町であり、当時は 「奈良井千軒」 と謳われ木曽路一番の賑わいであったという。 今もその頃の面影を残すべく、かっての町並みが保存されている。 この町並みを日本史を彩った人々が行き交ったかと思うと、歴史の様相がうたかたのように、その町家のあちらこちらの軒先に浮かんでくる。 渡世人 「木枯らし紋次郎」 とその後をいく鳥追い女 「お縞」 の姿も見えるようである。
2008.07
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