大芝高原は伊那市街や伊那ICからすぐの場所にあり、南箕輪村の総合スポーツ公園として、緑豊かな森の中に、さまざまなスポーツ施設、温泉、キャンプ場、宿泊施設等々が点在している。 2006年には全国10ヶ所の森林セラピー基地（ロード）の1つとして最初に認定を受け、「癒しの森」 として登録されている。

　訪れたのは夏も終わりに近づいた日であったが、それでも大芝湖の周りには子供たちの元気な声がこだましていた。 ただカメラに近づいて来た小学生くらいの3人の女の子の内の1人がドイツ語をしゃべっているのには驚かされた。 そしてさらによく見ると、その内の1人もまた東南アジアからやって来た少女のようであった。 国際化の波は想像以上に広がっているのであって、国々の思惑を越えて、地球は 「ひとつの国」 になろうとしているように私にはみえる。