松本市音楽文化ホールは 「ザ・ハーモニーホール」 の愛称で親しまれている。 パイプオルガンを備えた693席の音楽専用主ホールの他、190席の小ホール、練習室、研修室や喫茶室等を備え、地域に根ざした音楽活動の育成や、定期的に演奏会に取り組み、音楽芸術の活動拠点となっている。
かってこのホールで開催された作家、五木寛之の講演会に訪れたこと、娘と息子がかよっていたピアノ教室の発表会で訪れたこと等が思いだされた。
それは遡る20数年も前のことであったが、知ってか知らずか、ホールは当時と変わることなく昼下がりの陽射しの中に佇んでいる。 秋深しの気配が何方からともなく漂ってきた。
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