犀川の畔に位置する御宝田遊水池には毎年この地で越冬するコハクチョウが飛来する。 2月に入ってからの穏やかな日和とあって、多くの人が訪れその一挙手一投足に見入っている。
池の中の餌をあさって白鳥と鴨が群れ合っている様は見飽きることがないのだ。 北帰行の時期ともなると幼鳥と共に飛ぶ練習をする白鳥が見られるという。
通年であれば3月末頃までに北方に向かうが、近年は地球環境の変化とシベリアでの餌不足で、その時期は大幅に遅れて5〜6月までかかることもあるという。
地球温暖化の影響は人間のみならず生きとし生けるもの全てに及んでいるようである。
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