未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
信州つれづれ紀行 / 時空の旅
安曇野遠望 / 長野県松本市蟻ケ崎
晩秋の詩情
安曇野を眼下に一望するアルプス公園の展望台からの眺望である。 時節は晩秋。 野のあちこちからは野焼きの煙がたなびいている。 西欧であればミレー描くところの 「落穂拾い」 や 「晩鐘」 が晩秋の詩情なのであろうが、島国の山間とあってはそれらは望むべきもない。 せめてもの 「かくなる風景」 が、それに代わる 「晩秋の詩情」 の幾ばくかを感じさせてくれる。
2020.11
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