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未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事

信州つれづれ紀行 / 時空の旅
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四柱神社 / 長野県松本市大手
新春の願い
 四柱神社の四柱とは天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)の四人の神。願えばすべてが叶うと言われている神とのことである。松本城公園にも近い市街中央にあるため多くの市民が訪れる。今日は折しも恒例の「あめ市」とあって、神社の前を東西に行き交う江戸期の城下町の風景を再現した縄手通りは外国人観光客も混じって大賑わいである。
 ちなみに「あめ市」とは、戦国時代、塩の供給を断たれ困っている敵将の武田信玄に上杉謙信が塩を送り、この塩が松本の地に届いた永禄11年(1568年)の故事を記念した「塩市」に端を発し、いつしかそれが「あめ市」になったと言い伝えられている。商都松本ならではの新春の伝統行事であり、七福神が加わる時代行列、全国あめ博覧会、即売会、塩取り合戦、子供たちの福だるま売りなど多催な行事が行われている。
2017.01

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