毎年紅葉の季節ともなればなぜか足はこの高原へと向かっていく。体になじんだ高原というような感覚である。今日もまた「一の瀬園地」を中心に、「まいめの池」〜「あざみ池」〜「牛留池」と周遊する。牛留池では曇ってしまい思いどおりの撮影とはいかなかったが、その他は燃えるような紅葉を目にすることができた。 ひとつ気がかりは、温暖化にともなう地球環境変化に帰因するのか毎年少しづつ鮮やかさが薄れていくようにみえることである。
そのとき、先日ふと見たテレビで、長野県川上村出身の宇宙飛行士、油井亀美也さんが、国際宇宙ステーションから「ふるさと信州の紅葉」を眺め、「美しい」と言っていたことを思い出した。地球規模で俯瞰すれば、まだまだ信州の自然は健全であるということであろうか
・・ 思わず上空を仰ぎ、「この地」が宇宙からは「どのように眺められたのか」を想った。
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