| 人間が持ち得る意識に限界はあるのか? 限界に挑んだ哲学者、ニーチェは精神崩壊に至り、文学者、三島由紀夫は割腹自殺を遂げた。
意識世界も物質世界と同様にさまざまな 「個別意識の集合」 によって構成されていることは異論なきところであろう。 したがって、あるひとつの個別意識が拡大膨張すれば他の個別意識を圧迫するのは必然である。
かくして意識世界の領域闘争である 「意識戦争」 が始まる。 意識世界が形無き世界であるから領域限界が無いとするのは誤りである。
ある個別意識が他の個別意識の意識領域を侵害すれば他の個別意識はその侵害意識を駆逐するために猛然とその侵害意識に襲いかかるであろう。
物質世界における領域闘争である 「物質戦争」 は物質文明発展による物質的飽和によってしだいに終焉にむかい、今後は意識世界における領域闘争である
「意識戦争」 が主流となっていくであろう。 物質戦争も悲惨であったが意識戦争もまた応分に悲惨であろう。
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