純愛がぶつかれば 時に傷つけ
そのあとで悔いながら 泣いて詫びたり
かけがえのない時代(じだい)ともに過ごした
あの店も今月で 閉めるそうです
もう誰も希望など 語らなくなり
カサカサに乾いた 街は汚れて
青春のたまり場も 閑古鳥鳴き
マスターも苦笑い 見せるだけです
もう一度
あの場所で逢いませんか
泣きながら
さよならを言いませんか
La… La…
結ばれた人もおり 別れた人も
夢破れ 酒を飲み 荒(すさ)んだ人も
夜明けまでただひとり 踊った人も
どれもみな青春の ひとコマですね
今はもうそれぞれが 人生おくり
ふり返ることさえも めずらしくなり
色褪せた想い出と わかっていても
この手紙どうしても おとどけします
もう一度
あの時代(とき)と逢いませんか
マスターに
ありがとう言いませんか
La… La…
もう一度
あの場所で逢いませんか
泣きながら
さよならを言いませんか
La… La…
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