| 私がこの手法を見いだしたのは奇しくも空海が虚空蔵求聞持法を習得したと同じ
18歳頃 のことである。 私が18歳頃(学生時代)に受けた試験のための学習とは 「丸暗記」 を常としていた。 最初は言葉による暗記であったが過度に行うとやがて胃がもたなくなる。
それが極限に達するやしだいに暗記は 「言葉から場面へと移行」 していったのである。 この暗記法は教科書のページを写真に収めるがごときのものであって、出題された問題の解答は記憶されたその場面の何ページかを
「呼び出す」 ことでなされた。 出題がページの備考欄からのものであっても、その場面が記憶されている限り、しばらく瞠目して場面をサーチすれば、やがてはそこに焦点がフォーカスされるように
「目的の場面」 へと到達できたのである。 その効果は絶大であった。
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