キャッシュレス決済、顧客管理システム、注文システム、予約システム
・・ 果てはマイナカードまで、世はデジタルへの移行にまっしぐらである。 だがあらゆるデータをネットに繋げてしまって、果たして大丈夫なのか?
それによって便利かつ効率的に事が進行することは確かであったとしても、その便利の裏に隠されているリスク(あるいは危険性)は 「いまだ不確か」
でしかない。 もし10%の便利さの裏に、それを覆す90%のリスクがあるとすれば、やめたほうがいいのは当然至極の帰結であろう。
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さらに言えば、90%のリスクを隠して10%の成果のみを吹聴するのは、詐欺商法以外の何ものでもない。
かくなる欺瞞性をさておき、「赤信号みんなで渡れば怖くない」 とばかりに性急に事を進めるのは、「浮沈空母を語って戦争に導く」 ような、あるいは
「安全神話を語って原子力発電を推進」 するようなものであって許されることではない。 今、問わなくてはならないのは、デジタル革命における
「便利さとリスクの相剋」 である。 世人曰く。 綺麗なバラには刺があり、うまい話には裏があるというのだが ・・ 畢竟如何。
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