社会から人間に対する信頼感が失われつつある。 この流れは経済の発展と逆行しているようにみえる。
経済が発展すればするほど人間から信頼感が消えていくことはどうしたことか ・・? かって人間には使命感があった。 使命感とは
「信義に応じてそれを為さなければならない」 とする強い意志である。 日本は今、経済的低迷から脱出しようと懸命になっているが、見据えるものは金銭的価値観に応じた経済的合理性のみのようにみえる。
このまま行くと都会は 「東京砂漠」 のような ・・ 田舎は 「マッドマックス」 のような ・・ 無機質で虚無的な殺伐たる風景に満たされてしまうのではないかという既視感にさいなまれる。
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