テレビドラマ 「優しい時間(2005年1月13日〜3月24日、毎木曜日に放送)」 は脚本家、倉本聰が北海道富良野を舞台にして21年間続いた国民的ドラマ
「北の国から」 の終了後、15年ぶりに書いたものである。 物語はニューヨークに単身赴任していたエリート商社マン、涌井勇吉(寺尾聰)が、最愛の妻、めぐみ(大竹しのぶ)を事故で失ったのをきっかけに、会社を辞め富良野に移住して喫茶店
「森の時計」 を開いたところから始まる。 事故は暴走族まがいであった息子の拓郎(二宮和也)の運転ミスが原因であったことから、父子の関係は断絶し音信不通となっている。
だが拓郎は富良野からほど近い美瑛で陶芸を学んでいた。 ドラマは父子の心の雪解けを北海道の雄大な大自然を背景に描かれていく。
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