未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
知的冒険エッセイ / 時空の旅
人工知能社会における理から情への転換
人工知能社会における 「理から情への転換」 は何をもたらすのか? しかして、左脳を使ったロジカル(論理的)な思考から、右脳を使ったエモーショナル(感情的)な思考への転換はいかにして可能なのか? 転換への鍵は 「縄文と弥生」 の狭間に隠されている。 なぜなら、縄文から弥生への転換が、呪術的でエモーショナルな 「情の世界」 から機能的でロジカルな 「理の世界」 への転換であったことに他ならない。 であれば、その逆の転換においても、当然にして、同じ動機が潜在しているはずである。
第1687回
で掲載した 「縄文と弥生」 の論考は、そのための 「テキスト」 である。
第1618回
「理の変換器」 の末尾で暗喩したごとく、そのテキストを 「考えるでもなく眺め、眺めるでもなく考える」 ことを淡々と継続することが肝要である。 さすれば、必ずやその鍵はいずれかで見つかるであろう。
2023.03.01
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