「社会学的エントロピ(あいまい量)」 が増大する現代情報社会では、新たな言語は多く若者から創造される。
マジすか、かみってる、エモい、激アツ、親ガチャ、無理ゲー、ディスる、なるはや ・・ 等々、年配者が聞いたところでは何を言っているのか分からないのだが、彼らは自由にそれらの言語を使いこなして
「独自の世界観」 を表現しているのだ。 彼らの新しい世界はこれらの言語とともに存在している。 だが創造された言語の寿命はそう長くはない。
かくなる言語が使われなくなると、存在していた新たな世界は時代の彼方に瞬く間に消え去ってしまう。 まさに 「泡沫(うたかた)の世界」
である。 だからと言って、心配することはない。 次なる若者世代が矢継ぎ早に新たな言語を創造して新たな世界を将来させ、その存在は途切れることはない。
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