即身とは
「想像と現実をひとつにすること」 であるとしてきたが、ここでより単純に還元すれば、それは 「意識と体をひとつにすること」 に帰納される。
なぜなら、人は現実空間では 「意識と体」 で存在しているのであって、「想像と現実」 で存在しているわけではないからに他ならない。
日常生活が意識と体を基にして成り立っているいじょう、即身のターゲットは意識と体にフォーカスするのはむしろ当然の仕儀である。
従って、自らの意識と体で主導された即身こそがその実現に向けてのショートカットされた道順を明示するに違いないのである。
|