混乱の増大(曖昧量であるエントロピの増大)にも臨界が近づいている。 その証拠は混沌とした
「世界情勢」 や混迷を極める 「国内世相」 等々を眺めれば事足りることであろう。 それは歴史的な大きな転換点であろうが、なぜか世界は静かである。
事の真相が分からないのか? それとも分かったうえで対応を諦めてしまったのか? 人々の脳髄はナマコのように弛緩して反応しない。
あるいはかくなる大きな転換点はもともと現実としてのリアリティが欠如した場面なのか? それとも未来において記憶として語られる物語としてのバーチャルな場面なのか?
|