現代人の言葉から力が失われ 「戯言(たわごと)化」 してしまったのは、言葉が現実から遊離してしまったことによる。
かって踏襲された 「有言実行」 は 「有言不実行」 へと移行し、今や必ずしも実行を確約するものではない。 それは確率であって、その確率は日増しに下がり続けている。
そのうち 「10に1つ」 実行されれば上出来ということにもなりかねない。 言葉を基とした公約や、契約や、条約や、誓約 ・・
等々の約束の履行が 「10に1つ」 の確率となってしまっては、もはや社会を維持することは能わず、たちまちにして崩壊してしまうであろう。
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