彼は、かって貨物船の通信士として 「七つの海」 を渡って地球を周回していた。 その彼といつものように会話を楽しんでいたとき、私がこれからは
「半径 3Km の社会」 に回帰するであろうと予言すると、彼もそれを 了 とした。 先日その会話を回想しながら、これからは
「四畳半の宇宙」 となるであろうと再び予言すると、彼はそれもまた 了 とした。 仮想空間 「メタバース」 が喧伝される現代社会であってみれば、それは驚くことではない。
さらに、その四畳半の畳をめくれば、そこには 「新たな宇宙が広がっている 」 と言うと、「当然でしょう」 と 了 とした。
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