経済を基盤とした現代社会の様相は金銭(貨幣)の争奪戦の様相を呈している。 その争奪戦にはマルクス経済学やケインズ経済学の知識は必要とされない。
また貨幣は商品でも役務(サービス)でもない。 例えて言えば、カジノで使用される 「チップ」 に限りなく相似する。 カジノで
「資本論」 や 「市場経済理論」 が通用しないことは当然のことである。 勿論。 チップの新たな製造方法の開発や新たなチップの研究開発も必要とされない。
当然。 営業管理や労務管理も必要ない。 労働力と言えば相場師に似た社長ひとりで事足りる。 物の生産やサービスの提供をともなわない活動を経済活動と呼ぶかどうかは判断が分かれるところであろう。
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