構築した 「ペアポール宇宙モデル」 で、私は宇宙が 「時空が重なった刹那宇宙」 と 「時空が連なった連続宇宙」
の2つの宇宙で構成されているとした。 刹那宇宙は 「時空間を時間で微分した宇宙」 であり、連続宇宙は 「時空間を時間で積分した宇宙」
である。 時空間の微分とは 「時空の変化率」 であり、それは新たに発生する 「宇宙の方向性」 を表している。 時空間の積分とは
「時空の広がり」 であり、それは新たに発生した 「宇宙の大きさ」 を表している。 宇宙論的に表現すれば、時空間の微分とは重なった時空間の中から個別の時空を
「選択する」 ことであり、時空間の積分とは選択された個別の時空がたどる各々の経路を 「積算する」 ことである。
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