春爛漫である。 いつもであれば自然が奏でる豊饒を安らぎをもって愛でるところであろうが、今年はそうもいかない。
東欧ウクライナでは予想をはるかに超える戦争が勃発。 いまだ解決の糸口さえ見いだすことができない。 世界はただ呆然と傍観するばかりで時間だけが虚しく過ぎ去っていく。
偽善で装飾された正義は嘘で塗り固められて尚も平然と佇んでいる。 現代文明がこれほどまでに馬鹿げた世界を実現してしまった理由を何処に求めたらいいのであろう? 人間はもとより愚かな生きものには違いないが、ここまでくるともはや末期的である。
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