人の一生とはいかなるものか? 「春夏秋冬」 の四季で語れば、勢いよく生きる春、活動する夏、収穫の秋、ここまでは一気に進む。
だが問題は残された冬はいかに生きるのかである? 死を待つ冬ではなんとも寂しい。 また仏教では人としての4種の苦悩の過程である
「生老病死」 で人生を語る。 生まれること、老いること、病気すること、死ぬことの4過程である。 いずれの語りをもってしても死が待つ人生の終わりは暗い。
だが何人もこれらの人生の過程から逃れることはできない。 人生の 「 遊園地」
は入場したときからすでにしてやがてくる退場が予定されているのである。
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