2011東北大震災からの 「復興」 を目的として招致されたオリンピックは、その後、時ならぬコロナ禍に見舞われ、その目的が感染パンデミックに人類が
「勝利した証」 へと変更され、1年延期されて右往左往したあげく、勝利した証が成り立たないとみるや、今度はパンデミックの最中であっても安心安全なオリンピックが
「開催できた証」 という賭にも似た 「不確かな成果」 を目的にして、かってない祭典に挑もうとしている。 今となれば、日本はいったい何をどうしたかったのか?
傾けた頭を叩いてみても 「とんと」 わからない。 願わくは無事平穏に終幕を迎えることのみである。
|