未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
知的冒険エッセイ / 時空の旅
地図のない旅
では 「確信なき社会」 をどう生きたらよいのか?
確信なきとは言うなれば信じるにたる 「座標軸がない」 ということである。 自らが存在する宇宙における座標軸(現在地)がわからなければ大海原に浮かぶ難破船のごとく無事に生還することはできない。 この世に生まれた人間にとって最も必要不可欠なものは、あるいはこの現在地の座標なのかもしれない。 それがないとすれば人生は 「地図のない旅」 のようである。
※)「地図のない旅」とは、作家、五木寛之が1970年代に書いたエッセイシリーズの表題。
2021.02.27
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