日本列島の中央に位置する信州最大の湖 「諏訪湖」。 結氷した氷が山脈状に盛り上がる 「御神渡り(おみわたり)」
で知られている。 その御神渡りの記録は室町時代の 1443年 から 578年間 に渡り途切れることなく継続されている。 御神渡りができなかった年も
「明けの海」 として記録してきたため、凍った年、凍らなかった年が いつか が分かる。 かつては時の幕府に報告され、現在は宮内庁と気象庁にその結果が伝わる。
その御神渡りの認定は諏訪湖岸にある八剱神社によって行われ、宮司と氏子総代たちは小寒の1月5日から毎朝欠かさず諏訪湖を訪れ観察を続ける。
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