未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
知的冒険エッセイ / 時空の旅
同じ阿呆なら
踊らす者、踊らされる者。 騙す者、騙される者。 対応の相関で考えれば、前者は自らの位置を自覚しているが、後者は自らの位置を自覚していない。 日常感覚で考えれば、前者は加害者として非難され、後者は被害者として擁護される。 生き方として、どちらが優越しているのであろうか?
世間は 「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々 (踊る人も見ている人も、どうせ阿呆なのだから踊ったほうが得だという意)」 と言うのだが。
2020.07.06
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