しかるにこの世の喧噪は何たることであろうか? かって、身のまわりの 「大変だ大変だ」 は日本全体にとっては
「それほど大変なこと」 ではなく、世界全体にとってみれば 「どうでもいい」 ことであると書いたことがある。 だがその世界全体が含まれている
「ひとつの宇宙が消えた」 としても何らも問題は生じないのである。 これらの多世界宇宙構造を解明する 「最先端量子論物理学」
など知ったところで金になるわけでもなし意味がないとする 「経済至上主義」 に汚染され尽くした現代社会の様相はあたかも 「井の中の蛙
大海を知らず」 の 「蛙の世界」 のようにも観えてくる。 意味がないのはあるいは経済至上主義の世界なのかもしれない。
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