物事の混乱を的確に解決するには、余計な夾雑物を排除し、意味のない虚飾を剥ぎ取り、もって問題の核心に至る道を、真理と真実に即して、躊躇することなく、選択することにある。
迷いは常に余計なことを考え、軽挙妄動するところから生まれる。 巷間を騒がせている 「忖度」 などはその代表であろう。 そう考えると現代社会ではその大半が問題の解決には不要な余計なことで占められているようにみえる。
これでは問題の核心に至るどころか会議は踊り小田原評定(※)に逸してしまう。 核心となる真理や真実は評論家が語るほどに多くはない。
偽言と忖度に惑わされていては何も解決しないし、何も生まれない。
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