未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
知的冒険エッセイ / 時空の旅
撮ったものとは?
第426回
「人生と時空間」 と題して以下のように書いている。
人生は旅である。
だが私は 「空間を旅している」 のだろうか ・・?
それとも 「時間を旅している」 のだろうか ・・?
空間だとすれば、私の人生の旅とは、私が歩き回った地球上の 「行動面積」 であるし、時間だとすれば、私が費やした五十数年間の 「経過歳月」 である。 人生の旅が歩き回った面積と、費やした歳月から構成されているとするならば、人生とは時空間そのものである。
私はここ10年ほどに渡って 「
信州つれづれ紀行
」 と題して信州の津々浦々を訪ね 「さまざまな風景」 を撮ってきた。 その紀行が上記したように 「歩き回った面積」 であるとするならば 「空間を撮った」 ことになるし、「費やした歳月」 であるとすれば 「時間を撮った」 ことになる。 はたして、私はいったい 「何を撮った」 というのであろうか?
2018.07.28
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