未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
知的冒険エッセイ / 時空の旅
タイムマシンの実現性
アインシュタインの相対性理論では この宇宙に存在する 何ものも 光速の壁 を越えることはできない。 だが意識の速度は光速の壁を軽々と超えているように観える。 意識は空間と時間に拘束されることなく 何億光年も隔たった銀河世界へも また何億年も隔たった過去世界へも 瞬く間に移動する。
最新の量子物理学では 光速を越えて情報伝達する物質的粒子の存在も確認され 相対性理論も修正を迫られている。 物理学は今 限りなく心理学や哲学に近づいており 物質的アプローチから 意識的アプローチへと 軸足を移しつつある。
もし仮に 宇宙存在の主体が意識であり その意識が投影した影が 客体である物質であるとするならば 我々はいかなる時空へも 縦横無尽に飛び回ることができる 「力」 を秘めている。 それは物理学が述べる時空のトンネル 「ワームホールの構造」 であり アインシュタインが思考した 「タイムマシンの構造」 である。
2017.12.07
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