生命の設計図とされるゲノム(全遺伝情報)が医療や農業を大きく変えようとしている。遺伝子を自在に切り貼りできる「ゲノム編集」と呼ぶ画期的技術が登場、解析コストも劇的に下がって一気に活気づいた。一方、安易な生命操作や差別などの課題も抱える。顕微鏡をのぞきながら、卵子にガラス針を刺して精子を注入する。実験の様子は不妊治療で使う体外受精と変わらない。だが、できた受精卵には、重い心臓病を起こす遺伝子の異常が消えた。修復を可能にしたのがゲノム編集だ。
記事はさらにこのゲノム編集を使って真鯛の身の量を6割増やすことに成功した等々と続く ・・。
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