未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
信州つれづれ紀行 / 時空の旅
白馬山麓 暮色 / 長野県北安曇郡白馬村
白馬暮色
青木湖からさらに北上、白馬連峰の山裾に広がる白馬村に到着した時には、短い秋の日は今日の労働をおえようとしていた。写真家たちからサンセットポイントと呼ばれる「大出の吊橋」から、白馬三山を背に暮れゆく「邑の風景」を撮った。「大阪暮色」という暮れゆくネオン街の慕情を唄った桂銀淑の曲があったが、牧歌的風光の中に没しゆく邑の慕情を唄う「白馬暮色」もまた捨てたものではない。
2011.11
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