奥蓼科の横谷渓谷、茅野から佐久にぬける麦草峠に向かう道路から少し入った所に、乙女滝という可憐な名を付された滝が午后の西日を浴びて軽やかな滝音を渓谷に響かせていた。流れ落ちる滝を頭上に見上げる足元には「マイナスイオン
20000 / cc 」と書かれた看板が立っていた。1cc中に20000個のマイナスイオンがあるということであろうか・・?
ともあれ体にはいいということであろう。視界の狭いかような滝を前にして、3台のビデオカメラによる広角撮影など試みた者はいないであろうが、すべては挑戦からはじまるのである。
|