上信越自動車道の小布施パーキングエリア内にある「小布施ハイウェイオアシス」は春爛漫の晴天の土曜日とあって、多くの観光客で混雑していた。それはまた近頃実施された高速料金の割引(走行距離に関係なく土日1000円)が影響しているのであろう。しかし高速道路のパーキングエリア内に、このような大規模公園を設けるなどということは、今までなかったことであり、それはまた、高速道路の目的が「単なる高速移動手段」としての「利便性」だけではなく、名前のごとく「憩いのオアシス」としての「人間性」の回復を付帯したものに転化していくことを示唆している。
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