未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
信州つれづれ紀行 / 時空の旅
前山寺 / 長野県上田市
畢竟如何
前山寺のある塩田平は「信州の鎌倉」と呼ばれる。背後に独鈷山の険しい峰々を背負った「未完成の完成の塔」と呼ばれる国の重要文化財に指定された三重塔の姿は格別に秀麗である。その塔を夏と冬の2季間に渡り、同位置で撮影した。撮ったちょうどその横には托鉢姿の遍照金剛弘法大師、空海の石像が同様に塔と独鈷山を見上げるようにたたずんでいた。畢竟如何(ひっきょういかん) ・・・。
2008.9
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