この世における最高の資産は「考える頭脳と思う心である」とは長きに渡る研究開発の日々の中から得たひとつの確信である。この資産が優れていることは、場所をとらないことであり、誰からも盗まれないことであり、固定資産税や相続税がかからないことであり、移動に費用がかからないことであり、使っても減らないことであり・・およそ他の資産とは比較にならないほどに優位性を秘めている。この世における最高の資産と確信する所以である。
ただひとつ惜しむらくは、資産の評価額が人によって変動し確定しないことである。玉なのか石なのかは、その人が「どう考え」、「どう思う」かにかかっているのである。「打ち出の小槌」も振りかた次第といったところであろう。