孤高のプレーヤ |
サッカー日本代表は昨夜、埼玉スタジアムで連続5回目となる2014年ブラジルワールドカップへの出場を決めた。最後は本田のPKであった。やはりこの男はただ者ではない。
本田の強い気力はおそらく日本人の本質を見抜いているからであろう。日本人が信奉する権威主義の形骸化、モラルの脆弱さ、協調性をよそおったルサンチマン的な抜け目のなさ・・これらの無力を知っているからこそ、孤高のプレーヤとして、自らの力を唯一無二と信じて闘っているのである。それはまた、かっての日本代表、中田の孤高に相通じるものでもある。 |
2013.06.05 |
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