ここ数年というもの映像表示技術の研究に関連した撮影で信州のあちこちを訪ね歩いている。
自然が偉大で素晴らしいのは 「変わらないこと」 である。 かって訪れた高原を、湖を、森を、川を、数年経て再び訪れても、何も変わらずにそこにある。
「変わる」 のは訪れる私のほうで、その時々の状況(心情)で、それらの自然がさまざまに変わって見える。 その証拠に、撮影した日付を記載しなければ、撮影した私をのぞいて、切り取られた
「自然の時系列」 を誰も判定できない。
|
撮影された映像は 「信州つれづれ紀行」
と題してホームページに掲載されているが、かく考えれば、その 「風景の物語」 とは、あるいは 「私自身の物語」 なのかもしれない。
|
|