現代人は何事かを解決させる策を作りだすために考えるのではなく、逆に何事かを解決させない策を創りだすために考えているように観える。
ゆえに、塾考すればするほど、事態は明瞭になるどころか、ますます複雑に、ますます混沌としてくる。
その原因は、事態の明瞭化が「決断の実行」を促すからに他ならない。
つまり・・現代人は、決断を回避したいがゆえに、「決断しない言い訳」を考えだすのであり、現代社会における何事かの解決策とは、「言い訳の羅列」となる必然性を内在している。