人がこの世で迷子にならずに生きるためには、航海と同じに「羅針盤」が必要不可欠である。
人生の羅針盤とは、この世に対する「基本姿勢」、あるいは「行動基準」等々ということになろうが、現代ほど、これらの基本軸があやふやな時代は、かってない。
羅針盤なき航海が無謀なように、羅針盤なき人生もまた無謀であり、迷宮のような現代社会の中で、行きつ戻りつ、かいもく何処に向かっているやらわからない。