フランスで最も偉大な科学者と言われる数物理学者、ポアンカレ(1854年〜1912年)が証明した「ポアンカレ循環」によると、無限の時間を想定すれば、あらゆるものは、いずれは出発点に戻り、同じ繰返しをすることになる。
物事には始まりも終わりもなく、出発点は終着点であり、終着点はまた出発点である。
従って、何事かを始めるに「早すぎることも」、また「遅すぎることも」なく、「いつ始めても」、また「いつ終えても」よいのである。