「温度経過」により、氷りは摂氏0度で「固体相」から水という「液体相」に相転換し、水は摂氏100度で液体相から蒸気という「気体相」に相転換する。
同様に時空もまた「時間経過」により、「未来相」から「現在相」に相転換し、現在相は瞬時に「過去相」に相転換する。
固体→液体→気体という水における相転換の意味は充分に意味把握がなされているが、未来→現在→過去という時空における相転換の意味は未だまったく意味把握がなされていない。
例えば、未来相は気体相であり、現在相は液体相であり、過去相は固体相であるというように、時空の相が簡潔明瞭に意味づけされれば、人間も生きるにおいてもう少し有意義な人生をおくることもできるのではあるが・・・。
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